イタリアのフィレンツェで出会った鞄。
店員の「この革は、埋めると土に還えるのよ」
何気ない一言がガルヴァのバッグの原点となりました。
地球にも人にも優しい皮革を使用し、
使われるお客様の事を考えたモノづくりをする。
そのように半世紀以上引き継いできた
ガルヴァの製品作りへのこだわりを紹介します。
ガルヴァの一番のこだわりは皮革素材です。
自然の恵みによる天然の皮革素材はそれぞれに個性があります。
色合いが違ったり、色ムラがあったり、
キズやシワなど様々な表情を見せてくれます。
人工物とは違った、偶然の風合いが楽しめるのが皮革素材の面白い所です。
ガルヴァでは熟練した職人が
１枚１枚丁寧に仕上げる本染の革を主に使用しています。
手間をかけた素材だからこそ、革本来の風合いと肌触りを感じていただけます。
2017年にバッグの企画製造販売業として初めて、
皮革と製品について日本エコレザー認定を取得しました。
使用している皮革が環境に優しい皮革と認められたとても嬉しい出来事でした。
環境に優しい皮革は人にも優しい皮革で、安全・安心してご使用いただける一つの基準となります。
私たちは原点である”土へ還る革”（エコレザー）を大事にしています。
現在はタンナー（革屋）さんにも協力をいただいて種類を増やしていっています。
ご興味のある方は
日本エコレザー基準認定事業のホームページもご覧になってください。
ガルヴァのバッグは熟練した職人の手で一つ一つ心を込めて作っています。
縫製はもちろんの事、裁断にも気を付けています。
革には繊維方向があり、バッグのパーツにより適した革の取り方があります。
より長く使っていただけるように、
基本を忠実に守って製品を作るように心掛けています。
ガルヴァには40年以上作り続けているロングセラーのバッグが多数あります。
デザインはそのままに携帯電話からスマホ対応のポケットに変更したり、お使いいただくお客様の事を考えて随時バッグの仕様を変更したりしています。
また、実際にお使いいただいているお客様からのご意見を多く取り入れて、製品に反映しています。
内容によっては難しいことも多いですが、可能な限りお客様に喜んでいただけるように努めています。
ガルヴァにはお客様と作り上げたバッグがたくさんあります。
革のバッグは重い。
お客様からよく頂戴する、革のバッグへのイメージです。
実際に以前の市場には重い革のバッグが多く流通していました。
荷物を運ぶためのバッグが重くては使わなくなってしまいますし、
体に負担がかかります。
だからこそガルヴァのバッグは軽さにこだわっています。
素材を厳選することはもちろん、
極力簡素な作りにして余分なパーツを減らしたり、
素材本来の風合いをデザインとして生かすようにして
装飾を減らしたりと様々な工夫をしています。
特にポニーシリーズは"紙のように軽い"をコンセプトに作ったバッグシリーズです。
革には馬革を使用しています。
馬革は他の革に比べて革の繊維の密度が濃く、厚みを薄くしても破れにくいという特徴があります。
その特徴を活かし、工夫を重ねて紙のように軽いバッグを実現しました。
今ではリピートを多くいただけるバッグシリーズです。
是非、店頭で手に取ってお試しください。
